
私の心の1番綺麗なところに
第25章 ひとり
ひとりの時間はノンストレス…
だったが、優貴からは、よく
メールがきた。
はじめは相手していたが
未練がない身としては
重く感じていた。
付き合っているときから
フォローし合っていたSNSには
私のことだろうな、という
投稿もされていた。
やめてほしい。
挙げ句の果てに、
「音楽機器が壊れたから助けて」とも
連絡がきた。
私と優貴は偶然にも同じ
音楽機器を使っているから
わたしを頼ったのだろう。
だけど、離れたわたしの心を
繋げとめたい、
関わりを持っていう
優貴の必死さのあらわれだと
いうことは、
手に取るようにわなっていた。
それでも
「リセットボタンを押してみて。
リセットってあるけどデータは
大丈夫なはずだから。」
と、返事をしてあげた私は
優しい?
お人好し?
バカ??
