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私の心の1番綺麗なところに

第26章 おさえられない気持ち



次の日。




返事がこない…




なんで…?



いきなりだったから返事困ってるのかな。

なんでそこまで仲良くない小野田から?
ってなってるのかな。

私と話するの、嫌なのかな…




嫌なことばかり考えて、
講義に集中できない。





悶々とした気持ちを抱えながら、
友達の部屋で一緒にDVDを観た。






帰る途中、携帯を見ると、


やっと、川上さんから、
返事が来ていた。






早く読みたいという気持ちと、


マイナスな返事だったら怖いという気持ち。





心臓がバクバクする。





でもどっちにしろ、いつかは読むんだから
早くスッキリしよう!





そう思い、えいっ!と、メールを開いた。









「返事遅くなってごめん。
俺でよければ全然いいよ。
今度、ごはんでも行く?」







川上さんの方から
ごはんを誘ってくれた…!





マイナスな返事ではなかった安心と

ごはんに誘われた嬉しさで


ふわふわした。



電車の中なのにニヤニヤしちゃう。



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