テキストサイズ

私の心の1番綺麗なところに

第27章 酔いのまま宵になる



「長い時間付き合わせてごめん。
楽しかった。ありがとう。
バイトがんばって。」



さっき、別れる前に話したのと
内容は変わらない。




でも、メールをくれたことが
嬉しかった。




少なくとも、嫌われてはないのかな
って思えた。






メールなら、
すごく聞きたかったこと

直接聞けなかったことも

聞けそうだと思えた。





「こちらこそありがとうございました。
さっきは聞けなかったのですが、
これからどうすれば良いでしょうか…」



なんとなく、曖昧だけど
これ以上の表現が思いつかなくて。

傷つきたくなくて。




メールを送った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ