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私の心の1番綺麗なところに

第29章 曇り心



その日、翔太からの返事は無かった。



イライラした。





なんで、こんな大事な話なのに
連絡がないのか。






まさか、これで別れた気に
なったのか…




でも、私の部屋にある
彼の私物。



彼が必要なものもあるかも
しれないから、整理できないし…



邪魔。




























翌日の夕方。


やっと彼から連絡がきた。



「別れよう。
また荷物取りに行く。」





















そのメールを読んだ瞬間、







ストン、と


















私の心が軽くなった。















すべての重荷から解き放たれた瞬間。







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