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私の心の1番綺麗なところに

第33章 ほのかな恋心と送る日々




待ち合わせ場所の駅の改札に
先に着いたのは、私だった。




2年ぶりに会うことにドキドキしてしまう。


変わったかな。
会ったときちゃんとわかるかな。






そんなことを考えていたら、












「よっ」



と、声をかけられた。





「あっ、まっつん!」

「久しぶり!覚えてくれててよかった。」

「わかるよー!変わってないもん。安心した。」

「澪ちゃんも変わってないね。
変わらない者同士だな。」





懐かしい顔に、懐かしい声。





大学生に戻った気分だった。







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