私の心の1番綺麗なところに
第33章 ほのかな恋心と送る日々
陽佑に会う日がきた。
この日は紅葉ライトアップに行くから
夕方の待ち合わせだ。
繁華街にあるデパートの入口で
陽佑を待った。
ここはいつも人が多い。
しばらく待つと、陽佑が来た。
「少し久しぶりだな!」
「そうだね!」
「さきにご飯食べて行こう。」
少し歩いたところにあるお店で
ごはんを食べた。
そのときに、恋バナになった。
どんな人が理想か、とか
そんな他愛もない話からだった。
「そういえば、陽佑はどうして
前の彼女と別れたの?」
「俺から好きになったんだけど、
いざ付き合うと束縛強くてさ。
他の女との連絡もダメ。
フォローし合ってるSNSで
コメントするのもダメ。
3ヶ月くらいで冷めたんだけど
言い出せなくて半年くらい付き合ったな。」