
私の心の1番綺麗なところに
第7章 会うためだけに。
部屋に着いて、ドアを閉める。
閉めた瞬間、抱きしめられた。
そのままキスを繰り返す。
「会いたかった。」
私も、私も。
でも言葉が出てこない。
少し落ち着いて、
ソファに鞄を置くと、
ベッドに座っていた隆太が、
「制服姿、見せて。」
と言ってきた。
私の高校の冬服は
ジャンパースカートで、
セーラー服でも高校生のイメージの強い
ブレザーでもない。
「萌え系の制服じゃないですよ。」
「うん、澪の制服姿が見たいだけ。」
「恥ずかしいから、あっち向いてて。」
「えー、それはつまんない。」
「っ、いいから!
でないと着替えないですよ!」
「仕方ないなあ。」
彼が壁側を向いたから
私服を脱ぐ。
恥ずかしい。
どんなコトが待っているのか…
