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私の心の1番綺麗なところに

第7章 会うためだけに。



制服に着替え終わる。


ああ、もっと可愛い制服だったらなあ
って、高校3年生の1月になって
初めて思った。



隆太は私に背を向けて寝転んでいる。


特に動きがないけど。



…もしかして、寝てる?




「りゅ、隆太…?」



すると隆太がパッと振り向いてきて
私を見た。




「お!制服!可愛い。」


なんて言いながら、私を上から下まで見る。



一通り全身を見たあと、

「おいで。」って
隆太は言った。


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