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Sweet love story~君に捧げる詩~

第9章 仲直り

その夜、考えた。私は、Dream Kissのメンバー兼マネージャーになったことを友子に伝えたいと。だから学校で話すことにした。

次の日……学校に行き、教室に入るとすぐに友子が目に入った。意を決して話しかけた。

「友子?」

恐る恐る言った。

「何?」

友子は、私に冷たく言い放った。

「話したいことあるんだけど……屋上で話さない?」

「ここじゃダメなの?」

友子は、冷ややかな目をして言った。

「うん……だからついてきて?」

私は、怯えながらも言う。

「わかった」

友子がそう言ったのを確認して私は、屋上へと足を運ぶ。友子は、後ろからついてきている。

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