Sweet love story~君に捧げる詩~
第11章 新曲、ライブ前打ち合わせ
「曲名は『君の刻印』作詞作曲は、わかってると思うけど、あたし月影琉依がやった」
「……それよか…ベース…凄い………」
秦華がそう言ったのを聞いて私は楽譜を見た。
凄い複雑であたしには、音符や数字やら記号が並んだ暗号にしか見えないや。
「そう。この曲は、ベースの重低音を中心にしてる。あとは、キーボードの切なく優しい感じ。ドラムはゆっくりとした寝息のような。ギターはその周りに乗せるようにって感じで」
凄いイメージがはっきりしてる。
それだけで歌詞と照らし合わせると目に浮かぶ。
「秦華が1番重要だ。秦華ならできる、そう思ってこのスコアにしたけどできるか?できないならこの曲は止めになるが」
できないだろう~と私は思った。
が……しかし───
「やります!できます!こんなベースメインの曲、滅多にないじゃないですか!やらせて下さい!やりたいです!!」
言い方は悪いかもしれないがいつも無口で冷めた感じの秦華が初めてはっきりと言った。
それも笑顔で目をキラキラさせて。それを見て私はびっくりした。
「よし、じゃあ、決まりな。じゃ、みんな頑張ろな。あとは悠に任せた」
琉依の話は終わったようだ。悠にバトンタッチする。
「……それよか…ベース…凄い………」
秦華がそう言ったのを聞いて私は楽譜を見た。
凄い複雑であたしには、音符や数字やら記号が並んだ暗号にしか見えないや。
「そう。この曲は、ベースの重低音を中心にしてる。あとは、キーボードの切なく優しい感じ。ドラムはゆっくりとした寝息のような。ギターはその周りに乗せるようにって感じで」
凄いイメージがはっきりしてる。
それだけで歌詞と照らし合わせると目に浮かぶ。
「秦華が1番重要だ。秦華ならできる、そう思ってこのスコアにしたけどできるか?できないならこの曲は止めになるが」
できないだろう~と私は思った。
が……しかし───
「やります!できます!こんなベースメインの曲、滅多にないじゃないですか!やらせて下さい!やりたいです!!」
言い方は悪いかもしれないがいつも無口で冷めた感じの秦華が初めてはっきりと言った。
それも笑顔で目をキラキラさせて。それを見て私はびっくりした。
「よし、じゃあ、決まりな。じゃ、みんな頑張ろな。あとは悠に任せた」
琉依の話は終わったようだ。悠にバトンタッチする。