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Sweet love story~君に捧げる詩~

第14章 それぞれの決断

夕方6時……スタジオに行く。

すでにみんな集まっていた。

「よし!みんな集まったな。突然悪かったな」

悠が言った。

「「早く話してよぉ」」

みんな待ちくたびれて言った。

「あぁ。突然なんだけどさ、プロデビューしないか?ってStreet Musicからオファーが来てるんだけど、お前達どうする?

ちなみに俺はやりたい」

悠が問いかける。

「あたしは……やりたい。音楽が蓮と見た夢だったから」

琉依が言う。

「あたしもやりたい。ベースだけがあたしの取り柄だから」

奏華がはっきり言う。

奏華は肝心な時は、はっきりしゃべる。

「俺もやりたい」

彬が真面目に言う。

彬も肝心な時は、真面目だ。


「苺もやりたい!苺、歌でみんなを幸せにしたい」

苺ちゃんは、いつもの無邪気な笑顔で言った。

「私も悠やみんながやるならやるわ。ピアノやキーボードがないとできない曲も多いしね」

優美は、ほがらかな笑顔で言った。

大輔はどうするんだろう?

そう思い、大輔のほうを向くと大輔は俯いていた。

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