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おそ松さん 《二次創作》

第1章 寝室にて。

「あのね、僕の顔隠してもきっと赤いのばれちゃうから一松兄さんの顔隠せばばれないかなって…」


「これからもっと赤くなるんだからいいじゃん」


俺は十四松の手を外しながら服に手を忍ばせた。


「ふえ…⁉︎い、一松兄さん…それくすぐった……あははっ‼︎」


「ここか?ここがええんか?」


「あ、あははっ‼︎ほんと、にいさ…ふはっ…‼︎」


「十四松…」


「あはっは…!っど、した…の?一松兄さん…」


「好き」


たった一言だけで十四松は笑顔になってくれる。


「僕も!僕も好きだよ!一松兄さん!!」


唇を近づけた瞬間、ガラガラという音が玄関から聞こえてきた。

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