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ずっと大好き

第3章 学校。

「真利だ〜」

ろうかを歩くと友達が寄ってきた

「おはよー!」
西谷加奈(にしや かな)
昔からの腐れ縁。
でもいつめん程度かな〜

「おはよん♪」

「心成くんは?心成くんは?」

「ま、まだ来てないよー」
しゅんとする加奈
好きなんだな(笑)

そんなことを思いながら教室に入った

「うわっ、来た…」
「真利ちゃーん♪」
「おはよ」

私を恨むヤツは中傷の言葉(笑)
心成といつも一緒だからだと思う
心成はモテモテだからな〜
私の席はっと…

「ここだよー」

席はエリの後ろでエリの隣が心成。
私の隣は…
左を見た。
お、いけめん。
背が高くて爽やか系

「あ、噂の真利ちゃん?」
噂?

「俺、山村大斗(ヤマムラダイト)な。」

「倉橋真利。よろしくね」
にこっと笑った

「へーっ、まじ可愛いな」

髪の毛を触ってにこにこ

「へっ、かわいーだろ。」
誰かが私の肩から手をだらーんとしていた

「あっ!心成!」

「お前手ェ出すの早すぎだかんな」

「だってマジかわいんだもん」

ぷくーとほっぺを膨らます。カッコいいルックスに似合わず可愛い

「あ、ありがとう?」

「疑問系かよ(笑)!」

それから、少し喋った。私の病気の事や、大斗君の事。チャラそうにみえて、意外と紳士的だった。

ホームルームが終わり、一時限目になった。

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