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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

お昼、お弁当を食べてるとメールが鳴った。


「うん?誰から?」


「ち、ちょっとあーちゃん勝手に携帯覗かないで!」


「そうだよ、明君。人のものは勝手に見ちゃ駄目だよ。」


あーちゃんは不満そうに元の席に戻った。


「ごめん、ちょっと屋上行って来る。」


あーちゃんが私の制服を引っ張った。


「ちーちゃん居なきゃつまんない。」


「大丈夫、私が相手してあげる。ちこ、行っておいで。」


「蘭、ありがとう。」


私は屋上へ向かった。

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