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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

ガチャ・・・


屋上のドアを開けるとすでに先生が待っていた。


「な、何?」


「何じゃねーだろ、この馬鹿。」


先生に凸ピンされた。


「あ、朝の事でしょ?事故だから。」


「事故?あれのどこが事故なんだよ!」


あーちゃんが急に抱きついてきたとか言ったら余計怒るだろうな・・・。


「で、アイツに気があんのか。」


「あ、ある訳ないでしょ。・・・先生だけだよ。」


「まったく。」


そういうと先生はおでこにキスをしてくれた。


「今度やったら許さないからな。」


はぁ・・・あーちゃんも誤解されるような事しないでよ。

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