テキストサイズ

私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

「やっぱ来てくれた。」


「う、うん。」


小さい頃は暗くなるまでよく遊んだ公園。


あーちゃんのお母さんもうちのお母さんも仲良しでよくどっちかの親が迎えに来て怒られたんだよ。


「ちーちゃん。昔の事考えてた?」


「うん。懐かしい。最近は通ってるばっかだったから・・・。」


背もあまり変わらなかったのにあーちゃんは中学生になったらぐんぐん伸びちゃって私は見上げるようになってた。


中学生の時もモテてたあーちゃんがこの公園で女の子から告白された事を話してくれて私は一緒に登校出来なくなると思って泣いたんだっけ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ