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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

いつもは廊下を背広と制服で歩いているけど今日は違う。


ちゃんと手を繋いでくれてるし凄く近い距離で話せてる。


普通ならこんな事付き合って最初ぐらいにする事なんだけど・・・なんかドキドキしてる。


さっきのコンビニが見えてきた。


入り口の前にあーちゃんとチャらい友達が座っていた。


今、一番会いたくない人に会ってしまった!!


私の繋いでる手が一瞬にして汗まみれになった。


「知子?」


先生はあーちゃんの存在にまだ気がついていない。

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