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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

あーちゃんと友達がこっちに気づいた。


「ちーちゃん。」


「え・・・あれ知子ちゃんの彼氏?」


微かに聞こえる二人の声。
先生も気がついた。


「ナンパはアイツ等か。」


あ、あう・・・先生に睨まれた。
ど、どうしよう・・・。


「ねぇ。」


あーちゃんが声をかけてきた。


「お前は何も言うなよ。」


あ、はい・・・。


「あんたって服とかもカッコいいの着るんだね。」


はぁ?あーちゃん何言ってるの?


「何だ、明、知子ちゃんの彼氏と知り合い?」

「で?俺の知子に何か用か?」


せ、先生・・・なんて胸キュンな台詞!

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