テキストサイズ

私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

今日は少し風もあって肌寒い夜だった。


「あれ、今日は早いね。」


「あ・・・うん。家に居たから。」


私はベンチに座った。


しばらく沈黙が続いた。


先に口を開いたのはあーちゃんだった。


「アイツと・・・何かあったの?」


アリアリだよ、あーちゃん。
先生、あーちゃんにかなりヤキモチ焼いてるよ。


「何で?」


「目、腫れてる。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ