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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

「で、なんで俺の授業サボった。」


「なんでって・・・。」


あんな風になって全然連絡もとってなくて私だけ辛くて・・・


「今度授業サボったら許さないからな。」


その一言を言うと先生は外へ出ようとした。


「・・・何で?」


「何が?」


「・・・何でそんなに冷たくするの?」


「・・・・・。」


「結局遊びだった?私の事。」


先生は無言で立ち去った。


今まで信じてた私は馬鹿ですか?


少しでも期待した私は馬鹿ですか?


涙が止まらなかった・・・。

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