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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

学校に戻るとすでに授業は終わっていた。


階段を急いで上った。


ガラ・・・。


先生が私に気づいた。


「・・・・。」


私は先生の机の前に立った。


「先生・・・ごめんなさい。」


「いいから鞄持って帰れ。」


「私・・・先生の事傷つけてた。」


自然と大粒の涙が流れてくる。


「私が・・・中途半端な人間だったから・・・いけなかった。」


「お、おい・・・。」

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