テキストサイズ

君とずっと

第1章 プロローグ




私は「超」がつくほどの運動音痴

"あれ"とは部活動のことだ





小学校のとき

『雛ほどの運動音痴は世界中どこを探してもいないよ』

と、笑われたこともある




どうしようかと校舎の3階にあるベランダから校庭を眺めていた



そのとき



私はある男の子に釘付けになった



胸がドキドキして止まらない……


私は感じたことのない胸の高まりに焦りさえ覚えた



しかし、

まもなくしてその気持ちの正体がわかった






「あ……これが……恋か」





天海 雛、12歳

今…恋に落ちました



ストーリーメニュー

TOPTOPへ