
君とずっと
第4章 衝撃
「そう言えば雛ちゃんって部活何かやってるの?」
「ううん、やってないよ」
「そうなんだ」
沢村くんは驚いているようだ
続けて質問してきた
「興味のある部活とかないの?」
「ないって言うか……運動音痴だから……文化部もあまり興味なくて……」
私は少し口ごもりながら言った
「そうなんだ…じゃあ無理して僕の部活見に来なくても大丈夫だよ?」
沢村はちょっと寂しそうに言った
「ううん、見るのは好きだから絶対に行くよ!」
「ほんと!?」
沢村くんの顔がパッと明るくなった
「楽しみにしてるね」
「うん!」
沢村くんの嬉しそうな顔を見て、私まで嬉しくなった
