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松野家の事情。『おそ松さん』二次創作。

第1章 嫌い、好き、大嫌い。

その日は、珍しく俺とカラ松だけだった。

「おはよう一松。飯あるぞ」

「……はよ。…みんなは?」

「おそ松兄さんはパチンコ。チョロ松はにゃーちゃんのライブ。十四松は野球で、トド松はバイトだ」

「ふーん……」

もそもそと箸を進める俺は、ふとある疑問を抱いた。

「そーいえば、カラ松はどっか行かないの」

「ん?ああ、俺はこれからカラ松ガール達のハートをカラ松色に染めてくるのさ」

「クソ松死ね」

鏡を見ながらイタい発言をするカラ松に、即答で返す。

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