今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第11章 ちーちゃんの夏休み♡partⅢ♡
「っや……、…ぁッ…んッ──」
─ビク…ビクッ……!!
「アハッ、相変わらずいい反応♪休みとるのに最近忙しかったからいつぶりかなぁ、こんなことするの……あぁ、昨日ぶり?でも時差があるからー…アハハッ♪」
まんまと策に嵌まったアタシの耳には、小悪魔の楽しそうな声だけが聞こえてくる。
背面から拘束され、視覚と身動きを封じられればその分過剰に感覚が研ぎ澄まされる。
いつもより感度の増したアタシの至る所に落とされる唇と、晒された素肌を擽る聖くんの柔らかな髪の感しょ…く………
「……♪」
─ツプッ……
「ひ…っャ…!!?」
突如耳元に響かされた水音に、息が詰まって背中が仰け反った。
「ッ…ンン───!!」
「あはっ…なにこれ♪」
─クチュッ…
「ちーちゃんってば昼間からなに考えてるの?」
─チュク…チュクッ…
「ゃ……っ、ァァ……め…ッ…」
「え、なーに?」
…何をされたかを理解したところでもう遅かった。
何の前触れもなく下半身を唯一覆う頼りない小さな布の隙間に入り込んだ彼の指先が、柔らかく閉じた縦筋を抉じ開け、そこに見つけた温かいヌメリを掬い掻き回す。