無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ねー、なんでこんなに此処ぐちゃぐちゃなの？」

「ﾋ、ｯ…ﾝ──」

「ｱﾊｯ、こんなに口ﾊﾟｸﾊﾟｸさせちゃって、指飲み込みそうなんだけど♪…ほら、聞こえる？」


少し冷たい指先に奏でられたﾇﾁｬﾇﾁｬとあり得なく濡れた音が全身の体温をあげて、アタシのココロもカラダもぐちゃぐちゃにしていく。


「こんなになるくらい、誰となにしてたの？」

「ひっ、じ…り、ｯ…く…」

「ｸｽｯ、それともオレにこんなことされてて悦んでるんだ？」

「ち…が……ｯ…ﾝ、ﾌ…」

「ふーん、そっかー♪」


…息を荒らげながらそうは言うものの、


「ぁあｯ……!!」


彼らに求められ、快楽を与えられることを悦びとして数えきれない程インプリンティングされたカラダは、そうは言っていないことは明らかで…


「どうかした？ちーちゃん、嫌なんでしょ？」

「ひ…じり、く……」


…全部聖くんの言う通り。

さっき葵くんにあんな目にあわされたのも手伝って、細められる妖しい光を帯びた彼の綺麗な丸アーモンド型の目に、背中が粟立ってそれだけでどうにかなってしまいそうになる。


「ｲ…っ………ゃ…」


─だから…


「あぁ、いい顔…」


否定も…


「…やめちゃ…………嫌…」


結局は肯定で…