憧れの二人は女王様と召使い?
第2章 2
「「ごちそうさまでした」」
「ぃよーし!次はデザートにアイスを…」
「1日一個って約束は?」
「おやつとデザートは違うよねぇ?バニラちゃん?」
冷凍庫からバニラ味のアイスを取りだし
喋りもしないアイスに話しかけた
「はぁ…そりゃ麻理恵だもんな…言うこと聞くわけないか」
「ぐちぐちぐちぐちうるさいなー。ほら、早く皿片付ける!」
「麻理恵こそ、お風呂行ってきたらどうだ?」
………
「うん…そうする…」
「え!」
わざわざ取り出したアイスをしまって
素直に返事をした
慧人はその事に驚いている
「ど、どうかした?熱でもある?」
「無いわよ!ほら、お風呂で温まった後のアイスも美味しいかなって?」
「あー…なるほど…」
「じゃあ行ってくる!」
「はや!」
私は部屋に戻ってルームウェアを持ってお風呂場に行った