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憧れの二人は女王様と召使い?

第5章 5




「んもー!!遅刻しそうなら無理矢理にでも起こしてよ!!」


まあ無理矢理にでも起こされたら
それもそれでイライラするんだけど


私と慧人は急いでバス停まで走った


「ご、ごめんなさいー!」



「……はぁ…はぁ…間に合った…」


「よかった…でもこの順だと立つことになるかも…」


バスが来る時間には間に合ったものの
他の乗客が先に並んでいた


「この寝起きで、全力疾走したあとに
揺られなが立つとか…体力ないんだけど…」


その時私達がいつも乗るバスがバス停についた


案の定私達が乗る時には全く席は空いていなかった


まあ間に合っただけましだよな…


「大丈夫?」


「大丈夫、ありがとう慧人くん!」


ふざけんな、移動だけで今日のカロリー使いきるぜバカヤローめ
おめぇのせいだぞこの野郎め


そう思いながら彼の目を見つめた

バスのなかじゃ話が筒抜けだから自由に話せないため目で会話をする



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