school life
第1章 揺れる心~school life~
私の学校は、テストの総合点がよかった上位三名が張り出される。もちろんいつも一位の私は、今回もそうだと思っていた。が、しかし一位は私ではなかった。そう、あの転入生の草川美紅だったのだ。
くそっ、転入生のくせに調子、乗ってんじゃねぇよ。
「わぁっ! あの転入生、花宮さん抜いて一位だよ。すごーい!」
「すごいね。草川さんって頭よかったんだ」
「そんなことないよ。普通に勉強してただけ」
「ほんと凄いね」
「京子!?」
あいつの話で持ちきりの教室。私は話しに割って入って、皮肉を込めて言った。そんな私にみんなは驚いている。
「ごめんね。一位とっちゃって。でも、京子も凄いし。やっぱり怒ってる?」
「いや、別に。ライバルできて嬉しいよ」
申し訳なさそうにボソボソと言う美紅に対し内心は怒っていたが、にっこり作り笑いをして返した。が、気づく人はいない。
「よかったぁ! 怒ってないんだぁ。じゃあこれからも友達としてライバルとしてよろしく!」
うっとおしい。調子に乗りすぎ。最初は何をしようかな。やっぱり手紙かな。
草川美紅様
転入してきて、テストで一位とったからって調子に乗ってんじゃねーよ。
っていうかお前ガリ勉だろ? 絶対そうだ!
てめぇ、目障りだから学校、来ないで。ってか消えろ! 死ね! じゃないともっと酷いことするからな! 覚えとけ!
死者悪魔より
くそっ、転入生のくせに調子、乗ってんじゃねぇよ。
「わぁっ! あの転入生、花宮さん抜いて一位だよ。すごーい!」
「すごいね。草川さんって頭よかったんだ」
「そんなことないよ。普通に勉強してただけ」
「ほんと凄いね」
「京子!?」
あいつの話で持ちきりの教室。私は話しに割って入って、皮肉を込めて言った。そんな私にみんなは驚いている。
「ごめんね。一位とっちゃって。でも、京子も凄いし。やっぱり怒ってる?」
「いや、別に。ライバルできて嬉しいよ」
申し訳なさそうにボソボソと言う美紅に対し内心は怒っていたが、にっこり作り笑いをして返した。が、気づく人はいない。
「よかったぁ! 怒ってないんだぁ。じゃあこれからも友達としてライバルとしてよろしく!」
うっとおしい。調子に乗りすぎ。最初は何をしようかな。やっぱり手紙かな。
草川美紅様
転入してきて、テストで一位とったからって調子に乗ってんじゃねーよ。
っていうかお前ガリ勉だろ? 絶対そうだ!
てめぇ、目障りだから学校、来ないで。ってか消えろ! 死ね! じゃないともっと酷いことするからな! 覚えとけ!
死者悪魔より