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Wild flower -雑草のように,強く。-

第3章 驚愕と衝撃的な手紙。





私はその場に泣き崩れた。



まだ現実を受け入れられる
状況ではない。



だがお母さんが
心配するので
嗚咽をお腹の底で
グッと押さえ
深呼吸をし,涙を拭う。




そして宿題に取りかかった。
でも舜....いや蘭の事で
頭が一杯な私は
もぬけの殻だった。




夕飯では無理に笑顔を作り
夜も寝付けずにいた。









でもこれが悪夢の始まりとは
まだ彼女は,知らない。






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