テキストサイズ

Wild flower -雑草のように,強く。-

第4章 走り出す歯車。





自転車置き場に止め,
やや重い足取りで
中庭へ向かってみる


中庭は,ちょっとした
ガーデンスタイルに
なっていて
池,ベンチが置いてあり
樹が規則的にたっている



一応レンガ道があって
その上を歩く。



すると,一番はしっこで
奥のベンチに腰かけてる
人影が見えた。


朝焼けが眩しくて
なるべく手で光を
遮りながら
慎重に進む。




.....あ!!!!!
いる,やっぱり!!



『ら,蘭っっっっ!!!』





ストーリーメニュー

TOPTOPへ