
犬猿の仲良し
第6章 歯車のスイッチ
直「ひゃははは、今の顔おもっしれー!びびったぁ?w」
璃「は…」
いきなり笑い出すもんだから、俺は目を丸くした。
直「ごめんねー。ところで教務室ってどこだか分かる?」
始終にこにこしてるな。
さっきの冷たい目は何だったんだ。
璃「一階の玄関の近くにあるけど。…誰だ?」
俺はこいつを不審者だと思った。
見たことないし教務室の場所を知らないなんておかしい。
しかし、俺の考えとは裏腹に、すらすらと答えてきた。
直「井澤直。1年。あんたは?」
璃「一ノ瀬璃玖。2年」
直「マジ!うっそ、先輩?ちっさー」
そう言うと、直は俺を舐め回すように見てきた。
こいつ健太並みに失礼な奴だな。
直「でもスタイルはいーね」
直は舌で唇を舐めた。
璃「お前…何か気持ち悪いな」
直「直球だなー先輩。」
妖しく笑う直。
う、何か鳥肌立つ。
璃「初めて見るけど本当にここの生徒か?」
直「うん。停学くらってたもんで」
璃「え、マジ?」
直「知らないんだ。俺けっこー有名人だと思ってたんだけど」
璃「興味ないから。つーか敬語使わねーの?」
直「興味ないって傷付くー。タメで話しちゃったし、もうこのままでよくね?だめ?」
顔をグイッと近付けてくる。
近くで見るとすげー顔整ってる。
性格ブスだけどな。
璃「別に」
健「璃玖?」
別にいいと言おうとした時、聞き覚えのある声に遮られた。
璃「は…」
いきなり笑い出すもんだから、俺は目を丸くした。
直「ごめんねー。ところで教務室ってどこだか分かる?」
始終にこにこしてるな。
さっきの冷たい目は何だったんだ。
璃「一階の玄関の近くにあるけど。…誰だ?」
俺はこいつを不審者だと思った。
見たことないし教務室の場所を知らないなんておかしい。
しかし、俺の考えとは裏腹に、すらすらと答えてきた。
直「井澤直。1年。あんたは?」
璃「一ノ瀬璃玖。2年」
直「マジ!うっそ、先輩?ちっさー」
そう言うと、直は俺を舐め回すように見てきた。
こいつ健太並みに失礼な奴だな。
直「でもスタイルはいーね」
直は舌で唇を舐めた。
璃「お前…何か気持ち悪いな」
直「直球だなー先輩。」
妖しく笑う直。
う、何か鳥肌立つ。
璃「初めて見るけど本当にここの生徒か?」
直「うん。停学くらってたもんで」
璃「え、マジ?」
直「知らないんだ。俺けっこー有名人だと思ってたんだけど」
璃「興味ないから。つーか敬語使わねーの?」
直「興味ないって傷付くー。タメで話しちゃったし、もうこのままでよくね?だめ?」
顔をグイッと近付けてくる。
近くで見るとすげー顔整ってる。
性格ブスだけどな。
璃「別に」
健「璃玖?」
別にいいと言おうとした時、聞き覚えのある声に遮られた。
