
犬猿の仲良し
第7章 目を付けられた犬
俺達は静かに教務室を出た。
しばらく2人で歩いた。
無言で。
直「また会えた、璃玖」
は?と思い、直の顔を見た。
相変わらずにこにこしてやがる。
こっちの心境も知らずに…。
俺だってさっきまでニヤついていたのに、なんだこの差は。
ムスッとしていたら、何故か直の顔面が俺の顔のすぐ近くにあった。
びびったが、昨日のような声は出さないように堪えた。
璃「何?」
直「璃玖、イケメンだなー。最初会ったときはあんな変な顔してたのに…ぶはっwwww」
璃「はぁ?!」
直がいきなり吹き出した。
片手は口を、もう一つの片手は腹を抑えて笑っていた。
失礼すぎやしないか?
俺一応先輩なんですけど?
直「なー!」
璃「何だよもー…」
直「授業サボった事ある?」
ニカッと笑う直。
まさかな?
璃「ないけど」
直「サボろ!」
璃「絶対嫌だ!!」
俺は断固拒否した。
嫌な予想ばっかり的中してしまう。
直「バレたときは責任取るし」
そう言って腕を掴まれた。
璃「離せぇぇぇぇええええ」
離れない。
全身全霊を込めて抵抗しているというのに。
全体重をかけているのに。
男として自信無くすわ。
そして俺は可哀想なことに、屋上へと連れて行かれた。
しばらく2人で歩いた。
無言で。
直「また会えた、璃玖」
は?と思い、直の顔を見た。
相変わらずにこにこしてやがる。
こっちの心境も知らずに…。
俺だってさっきまでニヤついていたのに、なんだこの差は。
ムスッとしていたら、何故か直の顔面が俺の顔のすぐ近くにあった。
びびったが、昨日のような声は出さないように堪えた。
璃「何?」
直「璃玖、イケメンだなー。最初会ったときはあんな変な顔してたのに…ぶはっwwww」
璃「はぁ?!」
直がいきなり吹き出した。
片手は口を、もう一つの片手は腹を抑えて笑っていた。
失礼すぎやしないか?
俺一応先輩なんですけど?
直「なー!」
璃「何だよもー…」
直「授業サボった事ある?」
ニカッと笑う直。
まさかな?
璃「ないけど」
直「サボろ!」
璃「絶対嫌だ!!」
俺は断固拒否した。
嫌な予想ばっかり的中してしまう。
直「バレたときは責任取るし」
そう言って腕を掴まれた。
璃「離せぇぇぇぇええええ」
離れない。
全身全霊を込めて抵抗しているというのに。
全体重をかけているのに。
男として自信無くすわ。
そして俺は可哀想なことに、屋上へと連れて行かれた。
