
犬猿の仲良し
第10章 寂しいって言え
ー璃玖の家
璃「つ、か、れ、たぁぁあああっ」
バフッとベッドに仰向けで倒れ込んだ。
疲れた。
眠い。
でも制服だしな。
だめだ、動きたくねー。
璃「ちょっとだけ…」
ー…
母「璃玖!おかえり!」
璃「ん?!何でいんの?!」
母「何言ってんのよ、親が家に居るのは当然じゃないの(笑)あんた、馬鹿になっちゃったの?」
璃「だって…」
母「何だか知らないけど座って!ご飯、食べるでしょ?」
母さんだ…。
この笑顔。
強気な喋り方。
何もかもが懐かしい。
もう随分会ってなかったな…。
母「げ、何泣いてんのよ?男ならシャンとしなさい?!」
璃「俺、本当は」
プルルルル
母「あ、ごめんね」
母さんは電話に出た。
そして気まずそうな顔をした。
俺はこの顔を知っている。
璃「…何だった?」
母「仕事行かないと」
璃「待って、」
母「またね」
璃「母さん!!」
璃「つ、か、れ、たぁぁあああっ」
バフッとベッドに仰向けで倒れ込んだ。
疲れた。
眠い。
でも制服だしな。
だめだ、動きたくねー。
璃「ちょっとだけ…」
ー…
母「璃玖!おかえり!」
璃「ん?!何でいんの?!」
母「何言ってんのよ、親が家に居るのは当然じゃないの(笑)あんた、馬鹿になっちゃったの?」
璃「だって…」
母「何だか知らないけど座って!ご飯、食べるでしょ?」
母さんだ…。
この笑顔。
強気な喋り方。
何もかもが懐かしい。
もう随分会ってなかったな…。
母「げ、何泣いてんのよ?男ならシャンとしなさい?!」
璃「俺、本当は」
プルルルル
母「あ、ごめんね」
母さんは電話に出た。
そして気まずそうな顔をした。
俺はこの顔を知っている。
璃「…何だった?」
母「仕事行かないと」
璃「待って、」
母「またね」
璃「母さん!!」
