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犬猿の仲良し

第11章 お風呂で…

健「触っていー?」
璃「だめだめだめだめ!」
健「触るけど。」
璃「はぁっ?!何言って…ちょおおお触るな!!変態!」

俺を抱きしめていた右腕が、だんだん下へと移動する。
くそ、こいつ本当に猿だな!!!

ゴッ

健「ぐっ」

俺は自由になった右腕で、健太の腹を思い切り肘で打った。

璃「勝手に抜いてこい!!!ばぁあああか」

健太がダメージを受けて動けなくなったところをすかさずスピーディーに湯船から出た。

健「まっ…」

ガラッ、バシーン!!

俺は素早く風呂場から出た。


ー脱衣所

ガタッ

俺は脱衣所の扉に寄りかかった。

璃「のぼせた…。」

舐められた耳を触ると、そこに熱が集中している事が分かった。

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