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いぬとチェリーの8年間

第3章 思い出

私達は、ライバルのような関係でした。


なのに、ある日チェリーの散歩中、私と母と妹と一緒に散歩しようとしていました。

だけど、私が靴を上手いこと履けなかったので、

幼いぬ『先、行っといて!』

母・妹『分かっとる。』

で、靴が履けて走って行こうとしたら、ちょっと行ったところに母たちがいました。
私が不思議に思い、

幼いぬ『なんで、行ってないん?』

母『チェリーがあんたを待つって座って動かんのんよ。』

妹『私が引っ張ってもヴーって怒るだけだし。』

幼いぬ『なんで、チェリーが私を待ってたんだろう…』

母『チェリーは人懐っこい犬だからじゃない?』

幼いぬ『そんな切ないこと言わんでよ。』

母・妹『はいはい。』

こうして、チェリーへのライバルという見方が変わりました。

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