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リモーネ

第6章 サンショウ



快感が脳天から頭の先までを電気が走るように鋭く駆ける

もうだめ、と言いそうになったところでかえでの体が離れていった。
どうして?と中途半端にされた体を持て余して行動を目で追っていると、かえではベッドの脇にある棚をごそごそと探って、なにやら棒状のものを取り出した

「っはぁ…セナちゃん、緒事情により俺、今からココにバイブ入れるからね、見てて。」

「え?は、い?」

そう言って目の前の俺を気にもせず(むしろ見せつけるように)脚をがばっと開いた

「安心して。さっきトイレ入ったときにウォシュレットで軽く洗ってあるから」

「(…そこじゃない)」

ローションを手に取り、暖めて自分の指に纏わせてそれを1本、アナルに入れて1、2度出し入れする

「セナちゃん、俺今からちょっとだけアナニーするからね。よく見てて」

そう言って指を増やしていく


段々と出し入れすると言うより広げると言うような動きになりどんどん声が甘くなってきたところで指を抜き棒状のものを手に取り、俺の前にかざし、放ったローションを取って先端に垂らす

「セナちゃん、見てよ。俺のここ、こんなバイブ入っちゃうんだよ」

いくよと囁くような小さな声で続け、先端をアナルにぴたりとつける

「はぁアァッ…あぁ…入ったよ。セナちゃん、見てた?俺上手にできてた?」

バイブを入れてしまった後、体を起こしセナの顔を伺い見る

「えあっ、はい、すごく上手だったんじゃないかなと思います?」

「わぁい…ほらセナちゃん、転んで。」


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