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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第5章 あの超能力者再び

 中学生1年の頃は、ズル賢さも覚えて、悪さばっかりしていたな。


 万引きは当たり前にしてた。当時は防犯カメラなんてなかったし、万引きGメンも存在しなかった。今は、もうないスーパーだが、本当にごめんなさいだよ。

 チューインガム2個くすねました。ごめんなさい。


 駄菓子屋でジュエルリングって飴と、ペロジューとかいうジュースの粉をつけながら舐める飴も盗みました。大変、申し訳ございませんでした。深く反省しております。


 さて、手品の方ですが、マジックの本を買って、独学で勉強。


 西くんが持っていた、マジックの演じかたの本を古本屋で見つけました。


 なによりも嬉しかったのが、引田天功さんが監修されたマジックの本もあった。古い奇術の歴史も学んだ。


 アヒルの首を切って、元に戻すとか、ヒンズーロープと言って、ロープが立ち上がり天高く上がり、そこに子供が登っていって、消える。


 これは、土地と場所ならではの奇術ですね。


 あと、火のついた綿を食べる。


 刀の刃の上を素足で歩く。


 沸騰したお湯の中に入った茹で栗を素手でつかむ。


 腕に長い針を通す。


 まあ、栗と針は、結果、我慢です。どう読んでも我慢です。



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