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僕らはずっと…

第9章 電車

こわいこわいこわい。



分かってる。あの人はもうここにはいないって。


でも、でもこわいよ。

前は普通に乗れてたのに。足がその1歩を踏み出してくれない。














ギュ








手がに誰かに握られる。



その手の主が私に言う。







「春、大丈夫。そばにいるから。行くよ。」









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