無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

呼吸が整ったにのが

キスをせがむ。

「んふ。可愛い…」

両手で頬を挟んで

おねだりに答えれば

再びにのから積極的に舌を絡めてくる。

お返しとばかりに

逆ににのを絡めとろうとしたら

フワッと唇が離された。

「にのー…」

物足りなくて、情けない声。

「相葉さん…」

今度はにのが、俺の頬に手を添える。



「今度は…俺がするね」

極上の、妖艶な微笑みを見せたと思ったら

にのは

迷う事なく

その可愛い口の中に

俺を咥え込んだ。



「…っく…にの…！」

ヤバイ。気持ちいい。

にのがしてくれてると思うだけで

一気に熱が高まる。

頬を染めながら

いやらしく舐め上げていく。

俺がしたように

手で扱きながら

先端を吸い上げると

「く…っヤバイ…気持ちい…！」

俺も、声が抑えられなくなってしまう。

ぐん、とにのの口の中で

質量が増すと

にのは少し苦しそうに

顔を歪めた。



だけど

俺だってもう

止められない。

にのの頭を抑えて

更に自分自身を

グッと捩じ込んだ。


「…っ！」

にのがくぐもった声で呻く。

恨めしそうに

上目遣いで俺を睨むけど

煽るだけなんだってば…