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俺をイカそうと

にのの動きが早くなった。

舌遣いは正直、俺よりも

…凄く上手くて

絡みかたが半端ない。


にのが本気でしてきたら

あっという間に俺は

限界に持っていかれてしまう。



「にの…っイキそう…！上手…すぎだって…っ」

切羽詰まった俺を見て

嬉しそうに笑ったにのは


…一気に俺を追い上げてきた。

「も…っ出る…！」

これ以上ないくらいに張り詰めて

脳にまで快感が突き抜けたと同時に



俺もまた

にのの口の中に全てを放った。



にのは

俺と同じように

中に放たれたものを飲み込んだ。

涙目の上に凄いしかめっ面…


「にのは飲まなくて良かったのに…」

にのに、嫌な思いはさせたくないんだから。


「…いいの。俺がしたかったから…」

にがにがした顔でそう言うから

たまらなくなって

その華奢な体をきつく抱き締めた。



「どうしたの？…今日は、凄く積極的…」

俺は嬉しいけど

どういう心境の変化なんだか

やっぱり気になる。


「わかんない…俺も…でも」

にのは腕を首に回して

耳許に唇を寄せると

「俺も…止まんない…だから…もっと、シテ？」