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上から俺を見下ろす相葉さんの目は

吸い込まれそうな程に、深い。

じっと見つめ返したら

間違いなく捉われる。


それが怖くて

俺は少し視線を反らした。


「相葉さん…本当、やめよ」

肩に手を置いて、押してみる。

…まあ、予想通り。

相葉さんはピクリとも動かない。



「かずが、声出さなきゃ大丈夫」

ムフフ…と相葉さんは楽しそうに笑う。

「そうじゃなくて…」

「無理だよ。だってかず、可愛すぎ」


相葉さんが、自分の腰をグッと押し付ける。

相葉さんのソコが

既に形を変えているのが

洋服越しでも伝わってきて


「何してんだよ…っ」

俺の方が凄く恥ずかしくなった。

思わず顔が熱くなる。

「酔っ払ったかずが、あんなに可愛いなんて知らなかったよ」

「そんなの…」

知らねえよ

そう言おうとした唇は

いきなり相葉さんのそれによって

塞がれてしまった。



酔いなんて

とっくに醒めてる。

だから

酔っ払った自分がどうとかなんか

知ったことじゃない。

いや

…あまり知りたくないかも。


だって

やたらと甘えたくなるのは

何となく覚えているから…