テキストサイズ

今日も明日も

第20章 countdown


相葉さんが、俺の気持ちいい所を掠める度に

頭の中が段々と蕩けて行った


「かず…っかず…」

打ち付けながら、俺の名前を呼ぶから

俺も嬉しくて、相葉さんにしがみつく




何人の女が

この顔を見たのかな

イキそうな、切ない声を聞いたのかな




…ごめんね、相葉さん

俺…嘘を、付くよ





「かず…っ俺…イキそ…!」

「うん…っ俺も、もう…」


相葉さんが、俺自身を扱きながら

今まで以上に強く穿ってきた


「…かずっ!くぅ…っ」

体の中が熱くなる

相葉さんの熱情が、広がったのと同時に

「あああ…っ!」

俺も、絶頂の波に身を投げ出した



お互いが荒い呼吸で

ベッドに沈み込む


相葉さんは、目を閉じている


俺は、力の入らない体を何とか動かして

下に投げられた自分のズボンを探った


ポケットに忍ばせていたものに

指が当たる


それを、ゆっくりと取り出して

握り締めた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ