今日も明日も
第21章 はっぴーばーすでー
それを受け止めて、横に放っぽり投げる
そのままうつ伏せのにのに覆い被さった
「重い…」
「こなきじじぃでーす」
わざと更に体重をかける
プハッとにのが吹き出した
「ばっかじゃねーの?」
重みからなのか笑ったからか、目尻に涙が溜まっている
そこに顔を近付けて、ペロッと舐めた
「なぁにしてんの…」
「流れちゃうの、勿体無い」
「ばーか」
にのがクスクスと笑う
目尻から、耳許に唇を移動させたら
途端にクッ…と息を飲んだ
「ねぇ…にの?」
「な…に…?」
平静装ってるけど、声が上擦ってる
「誕生日、何が欲しい?」
「現金…っあ!」
耳朶を甘咬みした
「何が欲しい?」
「…だから、現金って…やん!」
首筋に舌を這わせた
「にの…?」
Tシャツの中に手を入れて、胸板をまさぐった
「だからぁ…っ」
「何が欲しいの?」
キュッと胸の突起を摘まんだ
「もぉぉっ!相葉さんが欲しいの!!」
「いくらでもあげる❤」
Happy birthday にの
End