
今日も明日も
第22章 のんりある 旅行編
ごくん、と喉が鳴る
…欲していた水分を取り込んだ体が
更にそれを要求し始める
相葉さんは何も言わず、また口に含んで
俺に与えてくれた
夢中になって、何度も繰り返してたら
「1本終わったよ…?」
500ミリ、全て飲み干した事を
相葉さんが教えてくれた
「まだ、飲む?」
「…もう、いい」
体はだいぶ楽になった
後は時間が経てば戻ると思う
ゆっくり体を起こしてみたら
思いの外、戻った気がする
「ありがと。もう平気だから…温泉行ってきて」
まだ、夕飯までは1時間はある
せっかく来たんだから、相葉さんにも楽しんで欲しい
「本当に平気?」
「大丈夫だから入ってきなよ、広くて気持ちいいから」
そう言うと
やっぱ惹かれてたんだろう
「じゃあ、ちょっと行ってくるね」
相葉さんはおまけのキスをしてから
部屋を出て行った
