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今日も明日も

第23章 理由はいらない


うん

そうだよね

さっきの人は、見間違えようのない

れっきとした「男」だった


…じゃあ、今も続く

この変なドキドキは?


顔を見た時の

あの、衝撃は…?




「潤~っどうしよう?!」

「何が」

冷たい返事

「…俺、ソッチの人間だったのかなぁ」


縋るように潤を見たら



「…疲れてんだよ、お前」

潤が呆れたように、俺の肩に手を置いて

溜め息を吐いた


「お前が女好きなのは、嫌って程知ってる」

とまで、言われて

「だよね?だよね?」


うん、ちょっとホッとした

そうだ

疲れてるんだよ

ここんとこ、休みなかったし



でも

やっぱ気になるのは


…何でだろう?






「あ、相葉くん!」

ちょうど電話を切った店長から、いきなり呼ばれた

「…何ですかぁ?」

面倒な事なら断ってやる


なんて考えながら、聞き返すと



「入れ忘れ、…すぐ行って」

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