今日も明日も
第25章 にちじょう 3rd
「んふ、…我慢できない?」
わざと、いやらしく囁いてみる
「できな…っ」
「了解です」
ちょっとおどけて見せて、にのの顔が緩んだのを見計らって
「ああっ、あーっ!」
何の前触れもなく、いきなり激しく扱き上げた
今度は先端を押し潰すように撫でて、括れをなぞる
「あん…っああっはげし…っ」
「んー…?」
「激しく…しないで…っ」
うわ!うわ!!うわ!?
何この破壊力
そんな潤んだ目で、熱い吐息で言われたら
それこそ
「ごめんね、それは無理」
…に決まってるでしょ?
「え、ちょっ…!」
にのの腰をしっかり抑えて、体をずらしていく
だって
口では、そんな事言ってるけど
…本当は、それを期待してるの、…知ってるよ?
自身の根元を握って、ねっとりと先端を舐め上げる
「んあ…ああっ、…はぁっ」
大きく体をしならせたにのが、咄嗟に俺の髪を掴んだ
細かく震える指が、快感を伝えてくる