無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

鎖骨の窪みを舌でなぞると

にのがピクリ、と肩を震わせた

「ふ…っ」


吐息に混じる微かな声は、俺を煽るスパイスにしかならなくて


鎖骨に這わした唇を少しずつ下に降ろして

チュッと乳首をいきなり吸い上げる


「あっ、やん！」

高い、濡れた声をもっと聞きたくて

舌で舐めながら、もう片方は指で弄べば


「ん、ああっ…ひぁ…」

その声が益々甘さを帯びてきた



俺のお腹に当たる、にの自身も

にのが啼けば啼く程に主張してきている



なんで、こんなに可愛いんだろ

なんで、こんなに俺を夢中にさせるんだろ


いつもそう思うのに

答えなんて、同じなのに


ー…だって、にの、だから




「ね…っ相葉さ…」

乱れた吐息のまま、俺にしがみついてきたにの

「なぁに…？」

髪を撫でて、下から見上げたら



「も…、無理、さわって…？」

胸に置いた俺の手を掴んで、自身の上に導いた

大胆な事をしてるくせに

真っ赤な顔で、涙目になって

恥ずかしさを隠せないとか


…たまんない