今日も明日も
第36章 My Sweet Home
「ひぁ、やんっ…んん!」
にのの声が高くなる
爪で引っ掻くようにして、柔らかいそこを固くさせていけば
にのは首を振って快感を逃そうとした
ー…やっぱ、こっちだよね
思わず口角が上がる
にのの体を更に引き寄せて、腿に乗せたら
…ちょうど良い具合に胸の下までがお湯から離れた
「あ、…ああっ」
晒された尖りをペロリと舐めると
にのの体がビクン、と跳ねた
わざと周りだけ舐めたり、中途半端にそこを吸い上げる
焦らせば焦らす程、にのの吐息は浅くなって
…恨めしげに俺を見つめるにのの目から、涙がこぼれ落ちた
「…どうしたの?」
分かっていながら、わざと分からないフリ
「……っ」
にのの声が詰まる
「言って、…にのの思うようにしてあげるから」
「いじわ、る…っ!」
肩を掴む指に力がこもった
もちろん分かってるよ?
でも、にのから聞きたいじゃん
…結局、焼きもちが抜けてないんだよ
だから、にのから求めるのを待ってるんだ