今日も明日も
第36章 My Sweet Home
翌朝、すっかり酒も抜けて
超不機嫌モードのにのが、目の前でコーヒーを飲んでいる
「加減てものを知りなさいよ…」
「ごめんなさい…」
そうなんだ
風呂の中でイタした後、ベッドに移っても
俺の息子は衰える事を知らず
にのが気を失うまで求めてしまった
最初こそ、にのもその気で悦んでたのは事実だけど
…最後は自分に余裕がなくなり、少々自分勝手ににのを蹂躙してしまった
「そりゃ、煽った俺も悪いけどさ…」
「覚えてるの?!」
驚いた
あの超絶可愛くなる時は、覚えてないくらい酔ってるのが殆どだったから
するとにのがカァッと頬を染めて
恥ずかしそうに下を向いてしまった
なになに!
じゃあ、にのは
…覚えてる状態であそこまで誘ってたの?
酔ってるフリまで…いや、酔ってるのは確かだったけど
「うるさいっ」
恥ずかしいのを隠すように、ちょっと大きな声を出すにの
「ガルルルル…」
…ポチが、勘違いして俺を威嚇してきた